今やコロウイルスによる自粛の影響でネイルサロンに通えないため、自宅でセルフネイルをしたり、それをSNSに投稿する人も多いですよね。 今やネイルはセルフの時代になってきているようです。ちなみにジェルネイルって100均で買えるってこと知っていましたか?今回はジェルネイルの種類やポリッシュとの違いをご説明します。
ポリッシュとジェルネイルの違いって?
ポリッシュ
ポリッシュは、一般的に”マニキュア”などと呼ばれています。まれに「ネイルエナメル」と呼ばれることもあります。ネイルポリッシュのことを「マニキュア(元はラテン語)」と呼ぶ人が多いですが、マニキュアという言葉には、ハンドケアや甘皮処理と言ったケア面も含まれています。
ポリッシュのメリットは色や質感が豊富なことです。そしてオフが簡単で、除光液をコットンに含ませ数10秒爪に当てておくときれいに落とすことができます。 一方でジェルと比較して剥がれやすい面もありますが、手軽にいろんなデザインを楽しめるので、頻繁にイメージチェンジしたい人にはおすすめです。 <ジェルネイル> ポリッシュに対し、ジェルネイルとはLEDまたはUVライトを当てて硬化するネイルのことです。ライトに当てればすぐに固まるので、ポリッシュのように完全に乾くまで長時間待つ必要がありません。また、ジェルならポリッシュでは表現できないツヤ感や厚み、透明感も叶えられますよ。
ジェルネイル
「ジェル」はトロトロしていて粘液状の合成樹脂でできています。この中には、光をあてるとジェルが固まる成分が入っています。なのでジェルネイルは、爪に塗って乾かすというマニキュアとは違い、塗ったあとライトを使って光を照射して固めます。ジェルネイルは塗って→ライト照射で固めて→塗って→ライト照射で固めてといったプロセスを繰り返します。固めたあとは落ちないのでもちろんすぐに触れます。
デコパーツやストーン、シールなどの装飾品をしっかり閉じ込めて固めるので、ポリッシュよりも取れにくいのも特徴です。キープ力がポリッシュよりも格段に高く、水にも強いので水仕事をする人にも最適。個性豊かで魅力的なデザインを実現できます。 また、ポリッシュよりぷっくりと仕上がり、爪に厚みが出るので、ママが小さな子どもの肌にひっかき傷を作りにくくなります。触るとつるつるしていて、すぐにトイレも行けるし子供を抱っこ出来るし、皿洗いだって出来ます。ショートネイルでジェルをするママも多いようですよ。
100均ジェルネイルってどう?
100均のダイソー、100均のセリア、100均のキャンドゥでは、ほとんどのジェルネイルグッズも揃います。『Seria(セリア)』からは、LEDまたはUV対応ジェルネイルが販売されています。ジェルネイルと言えば専用の筆をそろえなければならないと思う人も多いのでは?でも、セリアのジェルネイルはポリッシュのような筆つきのボトルに入っているので、ベースを1色で塗るだけなら専用筆がなくても大丈夫です!
また硬化時間はLEDライトで約1分、UVライトで約2分と、あっという間に固まります。 では、気になる持ちはどうなのでしょう? サロンで施術した場合は3週間から1カ月持つと言われています。セリアのジェルネイルも環境などによって異なりますが、約3週間持つそうです。100均アイテムでこれだけ持つなんてコスパがいいですよね。 また、100均のセリアバージョンの色が多く、ジェルネイルは混ぜて使う事も出来ますので、何色かメインの色を持っていて、容器などで混合したり、最初のジェルネイルの上に別の色を落として、先の細い筆で混ぜてマーブル模様を作る事も可能です。
さらにネイルシールやネイルパーツ、ネイルスタンプなどから下準備に必要なグッズまで、100均に行ったら探してみて下さい。ジェルネイルグッズだけでも、ネイルサロン並みに揃います。普段はジェルネイルはしないけど、たまに楽しみたいという人にもおすすめです。
■ジェルネイルに必要な道具は何?
細い筆・ピンセット
セリアのジェルネイルはポリッシュのような筆つきボトル入りなので、ベースを1色塗るのであれば、専用筆はなくてもいいでしょう。ネイルに文字やイラストなどを施す場合は細い専用筆があると便利です。その他、ストーンなどのパーツを乗せるためのピンセットなどがあるといいですね。
LED・UVライト
LEDやUVライト対応のジェルネイルを使用する場合は、このような機械を使いジェルを硬化させます。ジェルネイルがどちらに対応しているのかによって使用するライトが異なります。LEDとUV両方対応のライトもあります。 ジェルの硬化はメーカーによって硬化時間が異なるので注意してくださいね。 また、濃いめのカラージェルは2度塗り目の色素が阻み、下のジェル層まで光が届かず完全にジェルが硬化しない場合があるので、硬化時間を長めにしましょう。
ジェルクレンザー・アセトンフリー除光液
ジェルネイルをしたとき、最後の仕上げにトップコートを塗って硬化した後に、「なんだか固まらない…。」と思ったことはないですか?それは、ライトで硬化しきれなかったジェルがベタベタと残る未硬化ジェルです。最近は、未硬化ジェルが出ないジェルも多く出ていますが、未硬化ジェルが出る場合は、トップコートの硬化後にジェルクレンザーか、アセトンフリーの除光液で拭き取ればOK!
ウッドスティック
ポリッシュも同じですが、ジェルネイルもカラーのはみ出しがあると、せっかくのデザインが台無しに。また、ジェルネイルは皮膚にはみ出したまま硬化すると、ジェルが剥がれやすくなったりアレルギーの原因になったりすることも。 ベースコート、カラージェル、トップコートの硬化前には必ずウッドスティックを爪周りに通すようにしましょう。ウッドスティックについたジェルは1回1回キッチンペーパーで拭き取ってください。ウッドスティックを通すことで、仕上がりやジェルネイルの持ちにも差がでます! また、ジェルネイルをオフするときにもジェルを取り除くときに使えるので、持っておくと便利ですよ。
基本的なジェルネイルの塗り方
100均ジェルネイルの場合、ベースの塗り方はポリッシュと同じです。LEDライト対応のものはライトで硬化させます。はがせるタイプのジェルネイルはライト不要です。 LEDライト対応のジェルネイルの基本的な塗り方をみていきましょう。
おススメセルフネイル
ホログラムネイル
ホログラムカラーはたっぷりと筆につけ、爪先から縦に一気に塗るのがポイントです。スモーキーピンクは季節問わず、オフィスネイルとしても選んでいただけますよ!
\How to/
1.すべての指にスモーキーピンクを塗る。
2.親指、薬指にホログラムカラーを塗る。
3.仕上げに、すべての指にトップコートを塗る。
ワンカラー・マット・ラメネイル
“これからの季節ににブラウンネイル”で今っぽい手元に。涼やかに見えるように、シャンパンゴールドのラメを合わせて。
ラメグラデーションは、爪の先端からのせるのが一般的ですが、根元から乗せてみても穏やかな光を放って上品です。今回は一色塗りにしています。
\How to/
1.2本の指以外のすべての指に、ブラウンのポリッシュを2度塗りする。
2.その2本のうちの1本に、シャンパンゴールドのラメを2度塗り。
3.その残りの指1本にはマットトップコートを。残りのすべての指にはトップコートを塗る。
チークネイル風
\ネイルのポイント/
・普段1色塗りすると派手な色でも、チークだからポップになりすぎない。
・ホワイトをベースに2度塗りし、乾いたらスポンジにイエロー、グレー、レッド、グリーンでも好きな色をそれぞれつけてチークアートを。
【STEP1】
・ベースはチークが映える色を。
・チークのカラーが映えるように、ベースとなる色はホワイト系がおすすめ。2度塗りする。
【STEP2】
・チークアートはスポンジで。メイク用スポンジを小さく切ってアートを。
・スポンジにポリッシュをつけ、中心から円を描くように広げていく。
簡単フレンチネイル
初心者でも簡単で、ストレートデザインのフレンチネイル。ゴールドのラメでゴージャスに。
\How to/
1. すべての指に爪先からくすみグリーンを塗り、根元を残す。
2. 残した根元にゴールドを塗っていきます。
3. 仕上げに、トップコートを塗る。
まとめ
最近の100均は、どこもジェルネイルのコーナーが半端なく広いスペースを使ってあります。それだけジェルネイルが注目されているという事ですが、ジェルネイルもジェル風ネイルも、手軽に個性の出せるアイテムですので、セルフネイルに、一度チャレンジしてみましょう。