【2020年最新】お家で楽しめる美味しい絶品コーヒー豆12選

コーヒー好きの筆者がコーヒー豆の選び方とおすすめのコーヒー豆について紹介します。沢山の種類のある豆の中から、渋みや甘みの味や、エスプレッソやカフェラテ、ブラックにおすすめの一杯が見つかるはず!コーヒー好きはもちろんコーヒー初心者の人にもおすすめです。

お家で楽しむおススメの一杯

食後の1杯や仕事中の1杯としてコーヒーを飲んでいる人は多いと思います。コーヒーを飲むことが習慣になっている人も多く見受けられますが、せっかく毎日コーヒーを飲むなら少しでも美味しい珈琲を飲みたいですよね。そんなとき、まずはインスタントコーヒーからコーヒー豆で淹れてみようと考える方も多いはず。

そこで今記事は、コーヒー豆の産地や焙煎ごとの特徴やコーヒー豆選びについてを大切なポイント、おすすめのコーヒー豆について詳しくご紹介していきます。1つ1つの特徴を把握して、美味しいコーヒーを淹れましょう。

5味(味覚の基本となる5つの味)

  1. 甘味
  2. 酸味
  3. 塩味
  4. 苦味
  5. うまみ

これら5つの味をどのように感じるのかというと、
食べ物を口の中に含むと、主に舌の上にある味覚センサー「味蕾」から味細胞に取り込まれ、
脳の一次視覚野で嗅覚や視覚の情報と統合された結果、味がどのようなものかが判別されるというメカニズムです。

余談ですが、他によく聞く味として辛味がありますが、
これは5味には含まれていません。

辛味は味覚で感じるものではなく、
熱い、痛い、冷たいといった痛覚や温覚といった感覚で感じる味だからです。

<各味に対する主な物質と代表的な食べ物>

5味とコーヒーの関係

5味について、もちろんコーヒーを飲む際にも関わってきます。もっとも大きく関わってくるのが苦味ですコーヒーと言えば苦いというイメージが一番強いのではないでしょうか。
私も子供の頃から、「コーヒーは苦くて大人が飲むものだ」とずっと思っていました。

次に関わってくるのが酸味で、コーヒーを飲む上で酸味も外せない要素です。もともとコーヒーチェリーという果実からコーヒー豆が取れていることから、このフルーツの酸味が含まれているのも納得できますね。

そして最後に甘み実は、コーヒーの甘みについては、コーヒーの成分のどれが甘みに関わるのか解明されていないのが現状です。甘味成分となる糖は含まれているのですが、これは焙煎の段階で色づきや香りとして変化し、味覚としての甘み成分は残っていないというのが現在の研究状況です。

何がコーヒーの甘みに寄与しているのか。今後解明されることでしょう。ということで、コーヒーについては、苦味、酸味、甘みのバランスで味に関与しています。塩味、旨味についてはコーヒーには関与していないと考えていいでしょう。

上記のようにコーヒーの味を決めるものは、苦味、酸味、甘みです。

そのため、コーヒーの種類を迷われている方がいたら、まず始めに「コーヒーの苦味と酸味どちらが好きですか?」と聞きます。これは「にがいのとすっぱいのどっちがいい?」ということですね。これは、コーヒーを選ぶ上でとても重要な判断基準になりますよ。

5味以外にコーヒーのおいしさに関わるものとしては、香り(フレーバー)も重要な要素です。香りと味が合わさって、コーヒー独特の美味しさが生まれます。また、それ以外の基準としては、コク、キレ、渋みがあります。最近では、コーヒーにおいてもテクスチャー(舌触り)を表現しているものも多いです。これらが複雑に絡み合い、その人にとって美味しいコーヒーが生まれるんですね。

実どんなコーヒーを選べばいいの?

コーヒーの美味しさを決める要素をお話したので、次は実際にどのようなコーヒーを選べばいいか、基準は色々あるので人によって様々だとは思いますが、私なりの選び方をお話します。

ポイントは2つです。コーヒー豆の焙煎度と生産国です。

コーヒーの焙煎度

まず大切なのは焙煎度となります。様々な国のコーヒー豆が並んでいるため、生産国に目がいきがちです。コロンビアにしようかな。ホンジュラスがあるな、ホンジュラスにしよう。これでも好きな味にたどり着けることはありますが、コーヒーの生産国に詳しくない方はどうしたらいいかわからなくなります。

そこで、私はまず焙煎度をチェックすることをおすすめします。

その豆が浅煎りなのか深煎りなのか。ですね。これは最初の質問にも関わってきますが、コーヒーの酸味が好きなのであれば、浅煎り豆を候補にしたほうがいいです。コーヒーの苦味が好きなのであれば、深煎りのコーヒー豆から選んだほうがいいです。とくに酸味とか苦味がわからないということであれば、中煎りのものを選ぶと間違いはないです。

コーヒーの苦味が好きなのに、浅煎りの豆を選ぶと、想像と違った味のコーヒーが出てくるでしょう。(これはこれで新しい発見ができるのでいいとは思いますが。)コーヒー豆は浅煎りまでは酸味が強く出てきます。焙煎をすすめて深煎りになるにつれて酸味は徐々に姿を消し、苦味が強まります。

浅煎り→酸味が主張
深煎り→苦味が主張

そのため、いきなり生産国で選ばずに、まずは自分の好きな味が浅煎りなのか、深煎りなのかを入り口にしたほうが、大きな失敗もなく、好みのコーヒーにたどり着くことができます。私は苦味を重視するので、中煎り〜深煎りの中からコーヒー豆を選択するようにしています。

コーヒー豆の生産国

コーヒー豆は、暖かい赤道付近の国で栽培されています。そのエリアをコーヒーベルトと言います。

コーヒーベルトは、赤道を挟んで北緯25度から南緯25度までの地域のこと。コーヒー豆の生育条件が整った気候で、栽培が盛んな国がベルト状に位置しているためにそう呼ばれています。
コーヒー豆自体の種類は大きく分けて「カネフォラ種(ブロスタ種)」と「アラビカ種」です。風味は国ごとに違うので、自分に合った豆を選んでみてください。

酸味が強いもの

・ホンジュラス産
フルーティーな酸味。
・タンザニア産
豊かな味わい。
・イエメン産
強い酸味と甘味とコク。
・エチオピア産
酸味が強くコク、苦味は控えめ。

苦みが強いもの

・ベトナム産
苦味が強い。地元の人はコンデンスミルクを入れる。
・インドネシア産
口当たりなめらか。
・ペルー産
香ばしい香りと濃厚なコク。

バランスの取れているもの

・ブラジル産
やわらかいコク。
・コロンビア産
味わい豊でフルーティー。
・メキシコ産
苦み、コク、甘味、酸味が調和した味わい。
・グアテマラ産
強めの酸味、程よいコク。
・キューバ産
酸味と苦味が絶妙、まろやか。
・コスタリカ産
酸味、コク、苦味のバランスが良い。芳醇な香り。
・ニカラグア産
酸味、苦味のバランスが良い。フルーティーな甘さ。
・ケニア産
苦味と酸味のバランスが絶妙。上品な香り。

特別なもの

・ジャマイカ産
繊細な味わい。香り豊か。

生産国と言っても、最近ではワインと同様に農園単位で売られているため、この国はこのような味!とは一概に言えませんが。そのコーヒー豆に書かれているカッピングプロファイルを参考にするといいかもしれません。

<カッピングプロファイル>
コーヒー豆の香りや味を評価したものが記されているもの。
ワインでいうテイスティングを記録したもの。
味、香り、口当たりなどが表現されている。
例:カラメル、シルキー、ロングアフターテイスト、ダークチョコレートなど。

カッピングの記録(カフェの店員さんが書いてくれているものがほとんど)を読んで、
ご自身が好きなものを選びましょう。

おすすめなコーヒー豆12選

成城石井 フレンチロースト

価格:1,285円(税込)

プライベートブランドとは思えないクオリティ

今人気のスーパー成城石井が販売するコーヒー豆です。日本だけではなく、世界から選りすぐった安心で安全なコーヒー豆を提供してくれます。このフレンチローストは深煎りなので、じっくり時間をかけて焙煎しています。

香りも豊かで、コクと苦味を楽しむことができますよ。酸味が強いコーヒーが苦手という方にはぜひ一度お試しいただきたいコーヒです。普段飲むコーヒーとしてはこの価格で十分に美味しい味わいを楽しめるコーヒなんではないでしょうか。

Musetti ロッサ コーヒー豆

価格:1,181円(税込)

ミルクとの相性抜群

ムセッティー社は、1934年にイタリアで創業した老舗コーヒーメーカで、ヨーロッパやアメリカなどでも「正真正銘のイタリアンエスプレッソ」と称されています。厳選された豆を使用し、イタリア語で楽園を意味するパラディソというブレンドがなされています。

パラディソは甘い香りとほのかなフルーティさが特徴で、深煎り特有のビターで苦味のあるしっかりしたボディの味わいです。コーヒーの苦味が好きな方はもちろんストレートで、苦手という方にはミルクとの相性がとても良いコーヒーなので、ぜひお試しいただきたいです。

アバンス 徳用 キリマンブレンド

価格:643円(税込)

毎日飲みたい方へ

こちらのアバンス徳用キリマンブレンドは、毎日コーヒーを楽しみたいという方におすすめなコーヒー豆です。お徳用なので、500g入って700円以下と非常にコストパフォーマンスもよく、オフィス用としてもおすすめです。

味は、酸味と苦味が強めで、スッキリ・サッパリした味わいです。ミルクをたっぷり入れてカフェオレなどで飲む方にはバランスの良いコーヒーですね。インスタントコーヒーよりもお得で、このクオリティであれば十分かと思います。

ゴールデンブレンドコーヒー

価格:798円(税込)

世界が認めたコーヒー豆を使用

加藤珈琲店コーヒーは、高い品質のコーヒー豆に与えられる称号Qグレードを獲得したコーヒー豆を30%以上使用したものだけが名乗れる「ゴールドブレンド」です。高品質な豆を少量ずつ時間をかけてじっくりと焙煎し、豆本来が持つ香りを引き出しています。

手間暇かけて焙煎されているので香り高いコーヒーに仕上がっています。味はコクと甘みの強いマイルドな味わいで、酸味と苦味のバランスも良いので非常に飲みやすい味ですので、普段お飲みになるコーヒーとしては十分なグレードだと思います。

神戸上島義弘ブレンド 熟成コーヒー

価格:1,000円(税込)

600店の喫茶店で愛された味

神戸上島義弘ブレンドは1959年以来、約600店もの喫茶店で愛用されてきたブレンドコーヒー豆になります。300gで約30杯弱のコーヒーを楽しむことができますので、価格を考えればかなり経済的ですね。

味としては香5、酸味3、苦味2、コク2のレベル分けができます。少し酸味を感じる味で、コーヒーの苦味が苦手な方でもスッキリと飲んでいただくことができる、女性に人気のテイストです。夏の暑い時にアイスコーヒーで楽しむのに丁度良いスッキリ味ですよ。

澤井珈琲 ファミリーブレンド

価格:1,890円(税込)

家族みんなで毎日飲める

有機珈琲バードフレンドリーブレンド

価格:508円(税込)

甘みとコクが強めなマイルドコーヒー

小川珈琲は1952年創業の老舗コーヒーメーカーで、自然環境に配慮して栽培されたコーヒーに与えられるバードフレンドリー認証を受けたコーヒー豆です。日本人ならではの職人が丁寧に仕事をしてくれている、品質の高いコーヒーです。

味は、甘み・コクを感じられるマイルドな味わいで、香りもよく口当たりもまろやかな優しい味です。後味もスッキリとしているので、酸味や強い苦味があるコーヒーは苦手という方におすすめなコーヒーですよ。

TOKYO COFFEE オーガニックブレンド

価格:1,390円(税込)

コーヒーもオーガニックにこだわってみませんか?

東京コーヒーがオーガニックを始めた理由は、コーヒー栽培は最も化学物質により汚染されているそうで、市販されているコーヒーの栽培過程では大量の化学肥料を用いるとの恐ろしい話があります。また、保存料や調味料を使用して販売されるとのこと。

安心安全なコーヒーを作りたいという思いから作られているんですね。また、コーヒー豆にはビタミンB2、ナイアシン、カルシウムなどの栄養があり、その栄養と風味、味を損なわないために新鮮な状態のコーヒー販売に力を入れてらっしゃいます。

フレーバーコーヒー キャラメル

1,853円(税込)

GODIVAの香り高いフレーバーコーヒー

GODIVAのコーヒーには100%アラビカ豆を使用しており、キャラメルの香料を使用したフレーバーコーヒーです。飲むと甘い香りが広がりますが、糖分は一切入っていないのでスッキリと飲むことができます。

コーヒーの香りが苦手という方、糖分の摂取を抑えているという方にはキャラメルの香りで満足感があると思います。非常に香りが豊かなので、アロマリラックス効果もあるとのこと。味わいはもちろん、コクのあるマイルドなコーヒーです。

シグネチャー スターバックスロースト ハウスブレンド

価格:1,800円(税込)

コストコのプライベートブランド

こちらのコーヒー豆は、有名なコストコのプライベートブランドが発売している豆で、名前いある通りスターバックスともコラボレーションしたコーヒー豆でもあります。スターバックスのコーヒーがお好きな方には自宅でも味わえるようになるので最高ですね。

味としては、カカオのようなコクと苦味が強めのコーヒーです。酸味のあるコーヒーが苦手という方におすすめです。900gと内容量もたっぷりなので、ご家庭で飲む場合は劣化しないような保存方法を行なっていただくと、より長く楽しむことができますよ。

スペシャルブラジルブレンド

価格:1,690円(税込)

苦味の強いコーヒー好きにおすすめ

主にブラジル産のアラビカ豆を100%使用し、手作業でじっくりスローローストしているので酸味が少なく、ビターで香ばしいボディが強めの味が特徴のコーヒーです。小ロットずつローストしているので、常に新鮮な状態のコーヒーを出荷しています。

苦味が強めにローストされているので、豆の挽き具合での調節が必要なようです。細かく挽くほど苦味は強まりますので、苦味が苦手という方は挽く際に粗めに調節してください。酸味が強いコーヒーが多い中で、実にコーヒーらしい味わいの豆と言えます。

沖縄焙煎珈琲 コザブレンド

価格:1,480円(税込)

沖縄の老舗コーヒーメーカー

ヨシモトコーヒーは沖縄県にある、老舗のコーヒーメーカーです。中でも人気のコザブレンドは、コク深い味を目指して丁寧に焙煎したコーヒーです。豆本来の味を引き立たせるように丁寧に焙煎するので、えぐみはなく、非常に飲みやすい味になっています。

スッキリ・サッパリとしているので、ホットでもアイスでもお楽しみいただけますよ。輸入物とは違い、日本国内で丁寧な仕事がなされているので品質も間違いなし!一度飲むとリピート購入間違いなしのコーヒーです。

コーヒー豆の保存方法

コーヒーは豆でも粉でもとてもデリケートなものです。ですので保存する時は必ず密閉できる容器に入れてください。もし元々の袋などが保存に適していないものは密閉できる容器に移し変えてください。

コーヒーは匂いなどに敏感ですので必ず匂いの付いてないものを使ってください。コーヒーは高い温度や湿気を嫌いますので陽の当たらない涼しい場所や風のよく通る場所が好ましいです。そのほかにも夏場は冷蔵庫に入れるという方法もあります。

冷蔵庫に入れる場合結露する恐れもありますので注意してください。

コーヒーのドリップ方法

コーヒーを入れるには様々なドリップ方法がありますのでご紹介します。

ペーパードリップ

円錐形をしておりその中に紙を入れコーヒー豆を入れたのちにお湯を入れる方法です、この方法ですと安定してコーヒーを入れることができ、満遍なくお湯が行き渡るのでドリッパー内のコーヒー粉全てを無駄なく使えます

コーヒーのでる口が小さいので蒸らしも簡単に行える特徴があります。初心者の方はペーパードリップ方式が1番やりやすいと思いますのでおすすめです。

ネルドリップ

普通のポットに袋を被せて、そこにコーヒー粉を入れてお湯をかける方法のドリップ方式です。1度にたくさんコーヒーを作れるので来客が多い場合などにもってこいです。急須のような使用感ですので日本人には馴染みが深い方法かもしれません。

サイフォンドリップ

蒸気圧を利用した、まるで化学の実験道具のような道具を使ってコーヒーを抽出する方法です。見た目もかっこよく味や香りもとても引き立つのでコーヒーが好きな方なら1度は手を出してみていドリップ方法だと思います。

蒸気圧を利用してお湯を押し上げ高い温度を維持しながらコーヒー豆に浸透させるので香りや味わいがより良いものになります。

最後に

コーヒー豆を挽いて飲むのはなんだか面倒くさいと感じる人も多いと思いますが、多少手間をかけてでも入れるコーヒーっておいしいんですよね。是非皆さんもこの記事を参考にコーヒーを楽しんでみてください。