今回はフェイスパックの使い方について!フェイスパックって毎日使えばそれだけ肌が綺麗になるの?スキンケアでパックを習慣にしている女性も多いはずですよね。私もその一人です。しかしパックは毎日してもいいの?それとも毎日はしない方がいいの?今回はパックケアのおすすめの頻度やケア方法などを紹介します。
そもそもフェイスマスクとは
フェイスパックと一言で言っても、その種類は多岐に渡ります。
例えば、美容成分を含んだクリームや泥を使ったフェイスパックは「クリームパック」「クレイパック」と呼ばれています。そして、目や口の部分に穴が空いた薄いシートタイプのものを「フェイスマスク」と言います。
袋を開けてシートを取り出し顔にのせるだけ、そしてケア後ははがすだけという手軽さが、フェイスマスクの魅力。
価格帯も1枚数百円から数千円と幅広く、「高級なマスク=効果が高い」とは言えないので、プチプラの商品も欠かさずチェックしましょう。
フェイスマスクの種類
フェイスマスクには、顔全体を包み込むシートタイプのほか、パーツタイプやラバーモデリングタイプなどの種類があります。
パーツタイプのフェイスマスクは「目の下のクマに悩んでいる」「フェイスラインを引き上げたい」など、部分的な悩みを解決へ導いてくれます。
ラバーモデリングタイプは、パウダーもしくはジェル状のパックをお肌にのせると、ゴム状に変化するフェイスマスクです。使う前はパウダーやジェル状でも、はがすときにはシートタイプに似た使用感を実感できます。
また、シートタイプのフェイスマスクでも、小ぶりでお肌に吸い付くものを選べばジェルタイプのような使用感が得られます。
色々な種類のフェイスマスクを試しながら、好みの使用感を探してみるのもオススメです。
またフェイスマスクには、美白作用に優れているビタミンC誘導体、ハリやツヤを取り戻すのに効果的なコエンザイムQ10など、商品ごとに配合されている成分が異なります。「乾燥肌をどうにかしたい」「ほうれい線やシワ対策がしたい」など、お肌の悩み別に、効果的な成分が含まれたフェイスマスクを選ぶといいですね。配合成分もチェックしましょう。
▼スペシャルケア用普段のケアと切り離した「スペシャルケア」という考え方があります。これは毎日のルーティーンではなく、週に1度や2度プラスする特別なもの。高価なフェイスパックや高濃度のものはおそらく裏に「週に1~2回」などと記載があります。
▼毎日使える用最近主流になりつつあるのが「毎日使える」ことがコンセプトのフェイスパック。毎日のスキンケアで取り入れられるように、成分の調整などがなされています。手軽さやコストパフォーマンス・使用感の優秀さから人気も高いです。
フェイスマスクは、事前にしっかり手を洗い清潔な状態にしてから、次の手順で使います。
フェイスマスクの使い方
①クレンジングと洗顔をして、化粧水をのせておく
フェイスマスクをのせる前に、素肌をきれいな状態にしておきましょう。
こうすることで、美容成分の浸透率が高くなります。
②フェイスマスクをお肌に密着させる
さっそくフェイスマスクを取り出し、顔のすみまでしっかりと密着させます。
このとき、お肌とのあいだに空気が入り、浮いてしまうことがないように気をつけてください。
特に、フェイスラインはぐっと上に引っ張るように密着させることで、たるみ予防や小顔効果にもつながります。
③時間が経ったら外し、スキンケアを行う
時間が経過したら、フェイスマスクを外しましょう。
必ず決められた使用時間を守り、長い間つけたままにしないよう気をつけてください。
その後、お肌に残っているフェイスマスクの美容成分を、手でなじませていきます。
その上から乳液やクリームを使って普段のスキンケアを行い、完了です。
フェイスマスクを使えば、普段のスキンケアを省略していいというわけではありませんので、注意してください。
フェイスマスクの効果
フェイスマスクはさまざまな効果を期待できるため、肌トラブルに悩んでいるときや、お肌の印象を変えたいとき積極的に利用しましょう。
【保湿効果】
乾燥肌、敏感肌、うるおい不足のお肌に悩んでいるときはフェイスマスクの出番。
化粧水や乳液は、お肌にのせた瞬間からどんどん蒸発してしまいます。
フェイスマスクなら、お肌の上に蓋をすることで、保湿成分をお肌の奥深くにまでしっかり届けることができます。
【アンチエイジング効果】
お肌は年齢とともに重力に沿って垂れ下がり、たるみやシワにもつながります。
これは、お肌本来のハリやツヤが失われていることが原因です。
フェイスマスクの中には、ハリやツヤを取り戻す成分が含まれています。
アンチエイジング効果で、弾力のある若々しいお肌を手に入れましょう。
使用頻度はどれくらい?
基本的には個々の製品に記載されている「使用頻度」を守りましょう。この記載にはちゃんと意味があります。「毎日使えば綺麗になるよね!?」そんな思い込みが結果的に肌を残念な状態に導いてしまうかもしれない「フェイスパック」のデメリットについてみていきます!
フェイスパックのデメリット
個人的には「フェイスパック」は優秀だと感じる反面「美容理論」にのっとって考えると矛盾してしまう点が多いのが事実です。なぜ「フェイスパックが良い」と言い切れないのか、情報を整理してみていきましょう!
▼肌メタボになる
一番陥る人が多いのが肌のメタボ状態になってしまうパターン。美意識の高い人はこそ陥りやすい「肌肥満」とは、簡単に言えば過保護になった肌のこと。 肌には栄養を入れ込めば入れ込むほど良いというのは誤った情報です。様々なコスメに手を伸ばし、お手入れが過剰になると、結果的に肌が栄養をとり過ぎて、自らが持つ保水機能やバリア機能、排出機能などが衰えて溜め込みやすくなります。 これが「肌肥満」の正体。肌は最低限の水分と油分があれば十分。あれもこれもと栄養を取り込んだからといって綺麗になるとは限りません。
▼化粧水等は浸透しない
もはやド定番のうたい文句ですが、極論言うと「化粧水等は浸透しません」。浸透しても「角質層」まで。肌は本来「排泄器官」です。入れ込むところではなく「出すところ」であるのは大きな前提になります。化粧品はどんなに頑張っても「角層」までしか届きません。
パッティングしても、手で押し込んでも、長時間パックを乗せても、角層より奥には届かないのが事実。
フェイスパックを乗せていれば奥まで化粧水等が届く。パックのほうが普通の化粧水等より成分がたっぷりはいる。そんな勘違いもフェイスパックのデメリットでもあります。
▼バリア機能の低下
フェイスパックを多用するデメリットに「バリア機能の低下」という点があげられます。「バリア機能」とは外部からの刺激を守ってくれる働きです。
パックに限ったことではないですが、スキンケアをたっぷりする事で角質がふやけて、肌を守ってくれる「バリア機能」が脆くなるというデメリットがあります。
パックをした後に水分がたっぷり入ってプルプルした状態に見えるのも、この現象。
あくまでこの潤い感は一時的で、時間がたてば乾燥を感じるのは理にかなっています。また長時間のせることで、水分の蒸発とともに肌の水分まで蒸発してしまう危険性もあります。(規定時間は守りましょう)
外部からの水分や油分によって、自発的な皮脂や水分の分泌・保持能力が低下することは長い目で見ても得策ではありません。
過剰なまでのフェイスパックは肌を甘やかすだけで、自立できない肌作りになってしまう可能性がおおいにあります。
毎日使うなら!おススメのマスク!
《選び方のポイント》
・大容量タイプのフェイスパックを選ぶ
・美白や保湿など、自分の求める効果に合わせて選ぶ
・手軽に使いたいならシートタイプ、隙間なく保湿したいなら塗るタイプを選ぶ
《使うときのポイント》
・放置時間や使用方法を守る
・入浴後の肌が温まっているときに使う
・ニキビがあるときや、肌のピリピリが気になるときは使用しない
・シートに余った液はデコルテなどにもつける
・肌に残った液は、優しく両手で包み込んでさらに浸透させる
▼QUALITY 1st(クオリティファースト) オールインワンシートマスク
1枚で化粧水、美容液、乳液の3役をこなし、ヒアルロン酸などの保湿成分を中心に35種類の美容成分を贅沢に配合されているので、ハリと弾力のある肌へ整えてくれるそう♡
防腐剤無添加などの8つのこだわりで、高品質&低刺激なスキンケアを実現してくれるので、敏感肌の女性も安心ですよ。
▼LuLuLun(ルルルン) プレシャス GREEN
毎日使いたくなるフェイスパックとして人気なのが、LuLuLun(ルルルン)のフェイスパックシリーズです。どれもコスパ抜群ですが、大人の女性におすすめしたいのが「ルルルンプレシャス GREEN 肌メンテナンスタイプ」!
健康的な22歳の皮脂バランスを模した保湿成分で肌を整え、肌荒れを防いでくれるプレシャス史上最高峰のフェイスパックで、毎日のエイジングケアにぴったりです。厚みのあるシートで、しっかり保湿されていることも実感できますよ。
朝用マスクの目ざまシートで注目を集めたSABORINO(サボリーノ)から、ついに夜用の濃厚保湿タイプのフェイスパック「お疲れさマスク 」が登場。
お風呂上りの洗顔後に60秒パックするだけで化粧水からクリームまでを完了させ、濃厚リッチなミルクでもちもちの肌へ整えてくれます。
早く布団に入りたい面倒な夜ケアが一瞬で終わるので、ズボラ女子にもおすすめですよ。毎日の時短ケアにぴったりなフェイスパックですね。
まとめ
いかがでしたか?フェイスマスクにも普段から使える毎日用のパックと週に1,2回使用すると良いスペシャルケア用に分けて使うといいですね。
毎日取り入れたいからこそ使用感やコスパにはこだわりたいものですよね。
ドラックストアなどで手軽に買えるフェイスパックばかりなので、ぜひ気になったものを試してみてください。