【出産内祝いの選び方】貰って嬉しかった物やがっかりした物をご紹介!

出産内祝いにもらって嬉しいものにはどんなものがあるのでしょうか。
みなさんはどんなギフトを贈っていますか?
どうせなら「もらって本当に嬉しかった」と言ってもらえる出産祝いを選びたいもの。
喜ばれる出産内祝いは何がいいのか、迷うママさんもいるかもしれません。
そこで、“絶対に人とかぶらない”そんなおすすめ出産祝いをご紹介します。
今回は、もらって嬉しかったものや欲しいもので考える出産内祝いの選び方ママさんたちに聞いてみました。

そして、「内祝いとは、そもそも何なのか・・・」という疑問を抱えている方は、ぜひこの章からチェックしてみてくださいね。

内祝いの意味とは

「内祝い」というと「お祝いをいただいた返礼」のように思われがちですが、本来は「身内にお祝い事があったので、皆様へ喜びのお裾分け」することをいいました。

また結婚なら新郎新婦の、出産なら赤ちゃんのお披露目もかねています。
ですから、お祝いをいただく・いただかないに関わらず、お赤飯を配ったり、宴会を催すことが多かったのだとか。

しかし現在は、お祝いをいただいた方へ、返礼的にお贈りする場合がほとんどになりました。
身内の喜びにお祝いをいただいたお気遣いに心から感謝し、「今後とも末永くお付き合いください」という気持ちを込めてお贈りするもので、ただの「お返し」とは異なります。

 「出産祝い」の「内祝い」とは?

新しい家族が増えたことを喜んでお祝いをくださった方へ、お礼の気持ちを込めてお贈りするのが「出産祝いの内祝い」です。

「子供を迎えてうれしい気持ちをお裾分け」という意味から、お祝いをいただいていない方に贈るという場合も。
そのため、お祝いをいただいていないけど、出産報告をしたいという方がいる場合は、内祝いを贈っても問題ありません。

赤ちゃんの誕生後、プレゼントやお祝い金をお贈りいただいた際には、届いたことのお知らせも兼ねて、すぐに電話やメールなどでお礼の言葉をお伝えするのがマナー。
その後、赤ちゃん誕生から1~3カ月の間に内祝いを贈ります。
手渡しできればいちばんですが、遠い方などへは郵送でも失礼には当たりません。

「お返し」と表現するのはマナー違反

内祝いで使うのし紙の表書きやメッセージカードに「お返し」と書くのはマナー違反。

「お祝いをいただいたからお返し」と事務的な印象が強くなってしまい、「末永くお付き合いください」という気持ちが伝わりにくくなるためです。
長くよいお付き合いが続くよう願いを込めて、「内祝い」と表現しましょう!

喜ばれる内祝いの選び方

「内祝い」の意味は理解できましたでしょうか。
早速ですが、出産内祝いを選ぶときどんなものが喜ばれるのか、何がいいのか気になるママさんもいるようです。
ママさんたちはどのような選び方をしているのか聞いてみました。

贈る相手によって選ぶ

出産の内祝いの品は相手の趣味嗜好にあったもの、もしくはタオルやお菓子、カタログギフトなどが無難でしょう。
また両親や年長者に相談して、地方の慣習に即した品物を選んでもらうのも賢い方法です。
グループからいただいたプレゼントに対する内祝いは、ミニタオルや入浴剤など数百円のプチギフトを人数分用意するといいでしょう。

「姉家族への内祝いは、姉に直接欲しいものを聞き、ブランドのお皿セットを選びました。
夫の弟家族へは定番のギフトセットを贈りました」
(30代ママさん)

出産内祝いを贈る相手によって選んだママさんもいるようです。
相手の好みや家族の人数を考慮して、相手がもらって嬉しいと思うものが何かを考えながら選んだというママさんの声もありました。

お祝いの金額に合わせて選ぶ

「もらう人によって金額も様々だったので、いただいた金額に合わせてお返しを送りました。」(20代ママさん)

出産内祝いを選ぶとき、お祝いの金額に合わせて選んだママさんもいるようです。
金額に合わせた品物をいくつかピックアップしておくと、購入するときもスムーズに決められそうです。

内祝いにかける金額は一般的には、頂いた品やお金の3割~5割とされています。
ただし、地域によってずいぶん事情が異なるようです。
また、プレゼント品の値段はネットショップなどで調べるのが手軽ですよ。

自分がもらって嬉しいものを選ぶ

「友人におしゃれブランドのボディケアセットを贈りました。
自分がもらって嬉しいものを選びました」(30代ママ)

自分がもらって嬉しいものという視点で内祝いの品を選んだママさんもいました。
何がいいのか、どこで買えばいいのか迷って困ってしまった場合、「自分がもらって嬉しいものは何か」という目線で選んでみてもよいかもしれませんね。

内祝いとして贈ってはいけないもの

内祝いはフォーマルな贈り物です。特に目上の方やご年配の方へ贈る場合はきちんとマナーを抑えておく必要があります。

<内祝いとしてタブーなもの>
×ハンカチ→手布(ぎれ)と書くことから「縁を切る」という意味につながるので縁起がよくありません。
×刃物→刃物等の「切れる」ものは関係を断ち切ることが連想されるので避けた方が良いです。
×緑茶→弔事で使われることが多いのでお祝いの場ではやめておきましょう

赤ちゃんの写真や名前入りのものってどうなの?
ご両親にとっては、孫の写真入りグッズや名入れグッズはとても喜ばれるもの。
しかし、ご友人や職場の方へ贈る場合は、KYなことも。。
もらった相手も困ってしまうため赤ちゃん関係の品は避けるようにしましょう。

貰って嬉しかった物は?

実際に「内祝い」を貰って嬉しかった物とはどんな物でしょうか。
ママさんたちの声を集めてみました。

カタログです。
最近ではスイーツのカタログもあるのかと感心しました。は自分で選べるから良かったです!

ギフト券を貰った。
使い道の幅が広いので単純に嬉しかったですね

定番なのかもしれないけど赤ちゃんの名入れギフトは幸せのお裾分けしてもらった気分でやっぱり嬉しかった。

普段は買わない高級なジュースを頂きました。
子供もいるので、みんなで楽しめました。

自分ではなかなか買わないけどタオルはいくつあっても嬉しい。

逆にがっかりしたものは?

子供の名入れタオルや食器。
使い道が少いし売るわけにもいかない。

プレゼントの3分の1にも満たない額のタオル。
その上に着払いでした。

「鰹節」や「海苔」は使わないままになってしまって賞味期限が切れてしまった。

内祝いに適したのし紙・手紙

主産祝いの内祝いの品にかけるのし紙の表書きは「内祝い」または「出産内祝い」が正解です。
水引の下には、苗字なしで赤ちゃんの名前のみを書き、漢字ならばふりがなを添えるとよいでしょう。
赤ちゃんが双子の場合には、兄・姉を右側に、弟・妹を左側に書きます。

水引は、おめでたぎ紅白の「蝶結び」を。
何度もほどけて結べる「蝶結び」は「何度あってもよいお祝い」用の水引ですから、赤ちゃんにピッタリです。

逆に「結びきり」の水引は、ほどけないことから結婚など「一度きりのお祝い」に用いるので避けましょう。

なお、命名札を付けるかどうかは地方によって慣習が違うので、周囲のご家族や購入されたショップなどに相談してみるとよいと思います。

メッセージの書き方

郵送する場合には、親しい方へは感謝の言葉とともに、赤ちゃんの名前や生まれた日などを記したメッセージカード、目上の方にはお礼状を同封します。
内祝いを手渡しではなく郵送で贈る場合は、必ずメッセージカードを添えるようにしましょう。気持ちを伝えるものですが、最低限のマナーは心得ておいてください。

<必ず書いた方が良いポイント>

・出産祝いをいただいたことに対する感謝の気持ち
・赤ちゃんの名前(読み方が難しい場合はふりがなも付けましょう)、性別、誕生日等
・母子の様子

※いただいたものに対するお返しとはいえ、「お返し」とハッキリ書くことはNGです!

(メッセージ例)
この度は子どもの誕生に際し、お祝いをいただきましてありがとうございました。
平成○○年○月○日生まれの元気な男(女)で、名前は◯◯と名付けました。
おかげさまで母子ともに元気に過ごしております。
お近くにお越しの際は、ぜひ遊びに来てください。
これからもどうぞよろしくお願いします。

出産内祝いはきちんと感謝の気持ちを込めて贈りたいものですね。
こちらのマナーを参考に、失礼のないようにこれからもご支援いただけるように一番は相手に喜んでほしいという気持ちを持って贈り物を選ぶことですね。

さいごに

選ぶときに大切なことは、あくまでも贈る相手への気持ちであるため、常識の範囲内で喜ばれるものを上手に選んで贈るようにしましょう。