この間産まれたばかり…。そんな赤ちゃんがもう2歳♡
日々の子供の成長には目を見張るものがありますね。
「魔の2歳児」や「第一次反抗期」
身体の動かし方が少しずつ上手になり、言葉もたくさん覚えだして、行動や自己表現の幅がグーン!!と成長する2歳児。
成長が喜ばしい反面、第一次反抗期とも呼ばれる時期にもあたり、なんでも「イヤだ‼」「自分でやる!!」と主張してみたり、思い通りにいかずに泣き叫んでみたりと…。パパとママの対応に困ってしまうことが多いのも2歳児の特徴になります。
2歳児ってどういう時期なの?
2歳児は、体の成長とともに、心や脳がめざましく成長する時期です。ついこの間出来なかったことがどんどんできるようになり、自我が芽生えてくるため、自分でなんでもやりたがります。
それと同時に、癇癪をおこし、何事も拒否してしまう「イヤイヤ期」でもあります。ママやパパの言うことも聞かないことも増えていきます。
しかし、「イヤイヤ期」に突入したのは、成長しいろんなことができるようになったからです。
~ 2歳児の成長のまとめ ~
2歳児になると、これまで『赤ちゃん』という印象だった身体つきも、幼児らしくスマートになってきます。まずは、2歳児に上手に接するためにも、その心身の発達目安を見ていきましょう。
★ 2歳(0~6ヶ月)の成長目安 (男女別) ★ |
男の子
|
身長:81.1㎝~92.5㎝
(中央値:86.7㎝)
体重:10.06㎏~14.55㎏
(中央値11.93㎏) |
女の子 |
身長:79.8cm~91.2㎝
(中央値:85.3㎝)
体重:9.30㎏~13.73㎏
(中央値11.29㎏) |
★ 2歳(6~12ヶ月)の成長目安 (男女別) ★ |
男の子
|
身長:85.2㎝~97.4㎝
(中央値:91.1㎝)
体重:10.94㎏~16.01㎏
(中央値12.99㎏) |
女の子 |
身長:84.1㎝~96.3㎝
(中央値:89.8㎝)
体重:10.18㎏~15.23㎏
(中央値12.43㎏) |
1歳のころに比べると、だんだんと体重の増加が緩やかになってきます。個人差も大きいですが、中央値で比べてみると、2歳から3歳までの一年間で体重は1~2㎏程度、そして身長はおよそ4~5㎝程度増加しますよ。
歩く
1歳前後で歩き始めた赤ちゃんは、2歳頃はしっかりと歩けるようになっています。中には走り回ることができる子供もいると思います。
ちょっとした高さなら、ジャンプもできるようになります。
しゃがんだり立ったりするのが得意な子供もいるでしょう。
歩くことが楽しい時期になり、男の子なら活発で落ち着きがなく、よく動き回ります。
手先
手先もだいぶ器用になってきます。クレヨンや鉛筆を持って自由に線を引いたり、ある程度形が分かるものが描けるようになったりします。
また、スプーンを自分の口に運んだり、早い子では、ボタンを留めたり外したりができるようになる子供もいます。
遊び
手先が器用になったことで、積み木やブロック、粘土などができるようになります。男の子は乗り物が好きな子供も多く、ミニカーと組み合わせたり、動くおもちゃを作ったりします。女の子はぬいぐるみ遊びやママの真似をしたりします。こうした遊びによって、創作力や創造力、真似する能力が身についてきます。
言葉
単語だけでなく、単語の組み合わせができるようになっていきます。「ママ」や「ブーブ」「ワンワン」だけでなく、「ワンワン、きた」など、二語文も増えていく頃でしょう。
トイレ
体の成長にともない、膀胱も大きくなるため、尿を2時間程度溜めておけるようになります。また、脳の伝達経路もしっかりとしてきて、尿が溜まった感覚が理解できるようになり、「おしっこでた‼」など教えてくれるようになります。
このころあたりから、トイレトレーニングを開始するママやパパも増えてくるでしょう。
トイレトレーニングのスタートの目安って?
1.一人で歩けること。
2.大人と簡単なコミュニケーションが取れること。
3.「○○取って」等々の指示がりかいできること。
4.おしっこやうんち等々の言葉がわかること。
5.排泄を知らせることができること。
身体の機能だけではなく、言葉や心の発達も必要なので、個人差があるため、焦らずゆっくりと取り組んでいきましょう。
魔の2歳児の対応のポイントは?
イヤイヤ期のメカニズム
2歳児の「イヤイヤ期」を理解するためには、子供たちの心身の発達に注目する必要があります。イヤイヤが起こるのには、以下のような発達上の理由がありますよ。
【イヤイヤが起こる原因とは】
・自発性と自立心が芽生え始める。
・衝動や欲求を抑える脳の抑制機能がまだまだ未熟であるから。
・言語のが発達途上で、うまく気持ちを伝えられないから。
・体を動かす機能が発達途上で、やりたいことがうまくできないから。
イヤイヤ期の対処方法は?
2歳児と接するうえでは、避けては通れない「イヤイヤ期」。では、具体的にどのような点に注意すればいいのか、どうすれば上手に接することができるのでしょうか…?
以下のような接し方は避けるようにしましょう。
1.一方的に叱ること(「ダメ‼」「やめなさい‼」)
2.理解のできないあいまいな表現で叱ること(「いい加減にしなさい‼」)
3.約束を守らないこと。
4.脅しで言うことを聞かせようとすること。
5.子供の要求の言いなりになること。
6.モノなどで釣ること。
なんでも「ダメ‼」と叱りつけていては、子供が考えたことを否定してしまいます。また、あいまいな表現は、余計に子供も混乱してしまいますので注意しましょう。
例えば「食事が終わったらお外で遊んでいいよ」と言ったのに、その約束を守らない、または、「言うことき聞かない子は、置いていちゃうからね!!」などと、脅しの言葉を使うことは、子供の信頼感を損なうことにも繋がってしまうかもしれません。
ついついやってしまいがちですが、「お菓子あげるから静かにしましょうね~。」など、モノで釣ることは子供と大人とが、じっくり向き合う機会を奪ってしまうことになります。
対応のポイントは…?
気持ちに寄り添っていこう
2歳児の子供たちとよりよく接するには、「イヤイヤ期」のメカニズムについてよく理解したうえで、子供の欲求(○○したい気持ち)を理解して受け止めること、そしてそれを言語化してあげることが大切なことです。
「○○したかったんだね」「自分でしたかったけど、上手にできなかったね」など、気持ちを代弁してみましょう。それでも「いやいや」が続くようなら、「そうだね、いやだね。」と言って、共感をするだけでも『あっ!!理解してくれてる!!』と伝わって、子供が安心感を得ることができるはずですよ♬
要求は必ずしも叶えられるとは限りませんよね。実現することが難しいときには、以下のポイントに注意しながら、子供の気持ちに寄り添っていってみてはいかがですか?
「○○したら××しちゃうから、やめようね。」「今日はできないけど、ママのお休みの時だとできるからね。」など、ただ単に「ダメ!!」と突き放すのではなく、きちんと目を見て伝えるようにしてみましょう。
子供の気持ちが落ち着かず、癇癪を起してしまったら、【抱きしめてあげる】【外の空気に触れさせる】など、気持ちが落ち着くまで少し待ってから、対応するようにしてみましょう。
「代わりに○○しようか?」「○○はできないけど、××と●●ならできるよ?どおする?どっちする?」など代替案を出して」、執着してあげることから何かほかに気を向けてあげることにしましょう。
安全が確保出来ることがあれば、ときには気が済むまでチャレンジさせてあげてみてはいかがでしょうか。
2歳児とよりよく接するためには…?
*運動能力の発達を促そう*
子供たちが、思いっきり走ったり、飛び跳ねた利できる環境を作ってあげましょう。室内で難しいようであれば、広い公園に連れていくなどをしてもいいかもしれませんね。
行動範囲が広く、探索行動も盛んなため、安全性への配慮は十分におこないましょうね。
*やりたい欲求を認めてあげよう*
自分でもなんでもやりたがる時は、可能な範囲でやらせてあげてみてはいかがでしょう。「こんなんできっこない!!」などと決めつけてしまったり、「だから言ったでしょう!!」などと叱責するのは絶対やめましょう。ときには支援しながら、できた時には、しっかりとほめてあげるようにしましょう。
*積極的な言葉をかけてあげよう*
言葉が劇的に発達する時期なので、様々な言葉を使って話しかけてみましょう。
大人が不適切な言葉を使ってしまうことには十分注意しましょう。
*子供からの問いにはキチンと答えよう*
子供たちに聞かれたことには、キチンと答えましょう。同じことを聞いてきても「さっき教えたでしょう!!」と叱るのではなく、根気よく何度もこたえるように心がけるようにしましょうね。
「あれ、猫ちゃんだよ。かわいいね!!」など、会話を通じて、言葉と視覚が結びつけられるようにしてみましょう。
*見通しの立てられる声掛けをしてみよう*
次の行動への気持ちの切り替えがスムーズにできるように、「○○したらお部屋に行こうね。」など、見通しのもてる声掛けをしてみましょう。
いきなり遊びを辞めさせられたり、急かされたり……。といった、子供のストレスをできるだけ、軽減させてあげることが大切ですよ。
*おもちゃの取り合いには…?*
両方の子供の気持ちを代弁してあげて「貸して?」って言ってみようか?などと提案してみましょう。貸し借りが難しいときには、相手の子供の気持ちを代弁したうえで、違う遊びに誘ってみたりして、注意をそらしてみるのもよいでしょう。
貸してくれた時にはきちんと、「貸してくれてありがとう!!」と大人が先にお礼を言うことで、子供がコミュニケーションの方法を学ぶことができますよ。
2歳児の遊びに最適な場所や遊び道具ってなに…?
ー 室内・屋内の遊び場所 -
自宅や幼稚園・保育園などの室内で遊ぶ場合は、子供の安全を考慮することが第一です。転倒しても危なくないように、つまずきやすそうな亜物などを片づけたり…
ラグやプレイマットを敷いたりするなどの安全対策をするのがおすすめですよ。
ー 室外・屋外の遊び場所 ー
公園などであそぶ場合は、子供にとって危険な場所はないかきちんと確認をしましょう。また、自宅の庭やベランダも子供の目線できちんと安全をチェックしてくださいね。
自分の家なので全部を把握していると思っていても、それは大人からの目線の判断なので、もう一度子供にとっての危険がないかを見直してみてください。
特にベランダや窓は、登れるものがあると登ってしまいます。転落の危険に繋がりますので十分に注意してくださいね。
2歳児の室内遊び・ゲーム
1.宝探しゲーム
カラフルボールを宝に見立てて部屋のあちこちに隠して、そのボールを探すという「宝探しゲーム」。シンプルな遊びだけれど、宝を隠すほうも、探すほうもワクワクドキドキするゲームになります。
2.新聞紙遊び
1歳児でもできる新聞紙遊びですが、2歳児ならさらにできることもふえます。新聞紙を破ったりするほかに、細かくちぎったり、雪のように降らせたり目元や口元だけ穴をあけた新聞紙を被ったりなど、さまざまな楽しい遊びができます。
3.絵本遊び
子供は絵本を読みながら想像力を膨らませるものです。
雨の日は外で遊ぶことができませんが、親子で一緒に絵本を読んでみてはいかがでしょうか。
4.バスタオル遊び
バスタオルの上に子供を乗せて。パパやママがそれを引っ張って移動をするだけ。子供はなにかの乗り物に乗って移動している気分を楽しむことができますよ。
5.お絵描き・塗り絵
お絵描きや塗り絵も子供の遊びとしてとても人気です。色鉛筆たクレヨンなどを使って、好きに描かせてみてあげましょう。
2歳児の外遊びアイディア
1.シャボン玉遊び
シャボン玉液を吹いてシャボン玉を作るのは。まだ2歳児には難しいかと思います。しかし大人がシャボン玉を作って、子供が追いかけたりする遊びはおすすめですよ。
2.新聞紙でチャンバラ遊び
新聞紙をくるくると丸めて剣を作れば、簡単に安全なチャンバラごっこができちゃいます。新聞紙なら当たっても痛くならないし、元気に遊びまわることができますよ。
3.ゴロゴロ寝転がりゲーム
芝生のある公園や保育園や幼稚園の野外スペース、自宅の庭などに寝っ転がってゴロゴロと転がるだけ。それだけでも楽しい遊びやゲームになりますよ。
4.ハイハイごっこ
四つん這いになってハイハイするゲームです。大人の両足の間をトンネルのようにくぐらせたり、わざと狭い道を作ってあげたりすると、子供はいつもと違う景色が広がって見えてワクワクとしますよ。
5.玉入れ
籠と玉を用意して、玉入れのようにゲームをしてみよう。籠は洗濯物入やダンボールなどで、ボールはいらない紙や布を丸めたもの。
* 2歳~3歳向け知育玩具 *
だいぶ言葉が話せるようになり、身の回りのことが少しずつできるようになります。3歳までの時期はゴールデンタイムとも呼ばれ、人格や能力を作るのに大いに影響すると言われていますよ。
今回はそんな2歳~3歳という大事な時期に向けた知育玩具選びのポイントと、人気商品をランキング形式で紹介しちゃいます♬
遊びながら学べる玩具で、知能や身体能力をどんどん引き出してみてはいかがですか?
2歳~3歳向け知育玩具の選び方って?
『三つ子の魂百まで』と言われるように、幼いころに覚えた知識・能力・感情はその後の人生に大きく関わってくるといわれてます。最適な知育玩具を選んで、大切な我が子の可能性を引き出していってみてはいかがですか?
ポイントに合わせて選んであげよう!!
知育玩具にはいろいろなタイプの商品があるので、どんなチカラを育ててあげたいかによって選んでいきましょう。得意なことを伸ばすのはもちろんですが、苦手なことも楽しく学びながら克服させてあげたいですよね。
・色や形への興味を深める【積み木】【ブロック】
積み木やブロックなどの玩具は、色や形の違いを意識しながら想像力が発揮して好きな形を作れるのが魅力となっています。
シンプルな形のためアイディア次第でさまざまな遊びができ、子供の中の無限の可能性を引き出してくれます。
社会性を学ぶことができる【ごっこ遊び】
この頃の子供はよく周りの大人を観察して、真似をするようになります。大人と同じ行動をとることによってさまざまな感情が育まれて、ルールやマナーといった社会性が身につくため、ごっこ遊びができる玩具もおすすめですよ。
手先の器用さを育む『ひも通し』『粘土のおもちゃ』
2歳~3歳前後の子供はだいぶ手先が器用になってくるので、細かい作業もだんだんとできるようになります。
さらに指先を繊細に動かす練習をしたいなら、粘土遊びやひも通しのおもちゃなどがピッタリですよ。素材の感触や違いなどを意識しながら、遊びの中で手先を鍛えることができますよ。
『ことば遊び』で小さいうちから、英語に触れさせよう
おしゃべりが格段にうまくなり、今まで単語で気持ちを表現していたものから、文章を使った表現に変化していきます。
語彙の吸収スピードも早いため、ひらがなと、そのひらがなを使った単語のイラストが描かれたブロックや、音声で言葉を耳から覚えられる玩具などで、少しずつ言葉を覚える練習をしてあげるのもいいと思いますよ。
最近のことば遊び系の玩具には、英語の単語や発音が覚えられるものが多いので、小さいうちから英語に触れさせてあげたいという方にはピッタリですよ。どんどんと子供のボキャブラリーを増やしてあげてみましょう。
楽器のおもちゃで、音階の違いを意識しよう
おもちゃからでる音量の大小だけではなく、音階の高さや、低さも認識できるようになる2歳~3歳は、音への関好奇心を掻き立ててくれる、音楽の知育玩具がおすすめですよ。
特に叩く場所で音階が変化する鍵盤や、木琴、鉄琴などのおもちゃは楽しく遊べますよ。ドレミファソラシドの音階を組み合わせて少しずつメロディーを作っていけるため、小学校に上がっても遊ぶことができ、とても魅力的ですよ。
対象年齢は安全に遊ぶ際の参考に…
対象年齢は遊びの難易度を表すものだと思う人も多いと思いますが実際には、安全に遊べる年齢の基準を表しているものになります。小さな子供はなんでも口に入れてしまったり、バランス感覚が完全に育ちきってないため、ちょっとしたことがケガにつながる時があります。
誤飲の可能性がある小さなパーツが含まれているものや、角がとがっていたり、硬い素材でできているといった玩具は、対象年齢が高めに設定してあります。安心して楽しく遊びに集中するためにも対象年齢をきちんと確かめて玩具を選んでくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
日本では「魔の2歳児」といいますが、海外では「terrible two」と、世界共通で保護者が接し方に苦戦するといわれている2歳児です。
この時期の子供を抱えるママとパパは、育児に疲れて悩むことも多くなってきますよね。
楽しく遊べて大いに成長できる、2歳~3歳向けの遊びや知育玩具を紹介しましたが、参考になったでしょうか?
適切な時期に適切な刺激を与えてあげることで、子供の能力はグングンと開花していきます。
ママとパパ、2歳児さんたちが楽しく遊べるアイディアが見つかり有意義に1日1日を過ごせますように…☆
今日も1日頑張りましょう!!