保育園の入園準備に必要なもの
肌着・着替え一式
肌着は必須アイテムです。夏はタンクトップや半袖、冬は長袖など季節にあったものを数枚用意すると良いです。園に指定があれば、その肌着をそろえましょう。
また着替えは、筆者の知っている保育園で一番ストックを多く!と言われたことがある園は、ベビークラスは5セット常時着替えを!というところ。5セット常時ということは…洗い替えで、確実に倍は保育園用に洋服の準備が必要ですよね。食べこぼしやお漏らしなどで汚れるたびに着替えるので、それぞれ最低でも3枚ずつは用意しておきましょう。
大量に安く!という場合は、ネット通販を利用したり、セールを上手に活用しましょう。また、以下のような洋服はNGとする保育園が多いので注意が必要です。
・ロンパース
・スナップ付きの下着
・スカート
・タイツ(女の子のレギンスNGという園もあるので要注意ですよ!)
・紐がついている服
・フードがついている服
動きやすく、着替えさせやすく、汚れても良いものを選ぶようにしましょう。
着替え入れ袋
着替え一式を入れておく袋です。0歳のベビー達はまだ自分で荷物はもてませんよね。指定のバッグあればそれを使用しましょう。なければ、着替えの替えなどがたっぷり入るトートバッグや布バッグを利用しましょう。着替えは持参するものが多く嵩張るので、大きめのものを用意しておくと安心です。
家にあるものでもOK。園での荷物の量を見ながら使いやすいものを購入したほうが、買い替えを避けることができますよ。
靴(歩けるようになった子供のみ)
歩けるようになったら、靴も用意する必要があります。保育士さんが脱ぎ履きさせてくれることが多いので、マジックテープ付きの着脱しやすいものを選ぶようにしましょう。
おむつ・おしりふき
特にまだ小さな赤ちゃんの場合、おむつもたくさん必要になります。園によっては毎日親が数枚持参するところと、まとめてたくさん置いておけるところとあり、また使用済みのおむつを持ち帰らなくてはならない園もあります。
おしりふきも同様です。どちらも消耗品なので、多めに用意しておくと良いですね。用意するにあたっても名前の記入は必須ですね。
昼寝布団・シーツ・布団カバー
お昼寝布団一式は、園によって必要なものが異なるので、説明会などで指示があってから購入することをおすすめします。マットは園のものを使う!という園もあるようですよ。
また、これらの布団一式は週末に持ち帰る園も多いので、まとめて持ち運びしやすいバッグがついたタイプを選ぶと良いですよ。
食事用エプロン
離乳食や幼児食を食べるようになると、食事用のエプロンも必要になります。こちらも園によって異なり、食べこぼしをキャッチするシリコン製ものをOKとする園もあれば、布製の食べこぼし用のポケット付きエプロンを指定する園もあります。
コップやマグや哺乳瓶・カラトリー
園で飲むお茶などを入れるコップやマグの準備も必要です。成長に合わせて、子供が飲みやすいタイプのものを準備すると良いでしょう。1歳を超えたらマグカップ!という園もありますが、哺乳瓶は園のものを使用OKという園や、自分で用意などいろいろあります。冷凍母乳対応OKの園もたくさんありますので、専用の母乳パックを用意するのもおすすめですよ。
カラトリーは100円均一でも揃えることができますが、お子さんの好きなキャラクターや色、持ちやすい、好きな素材のものを選んであげましょう。スペアがあると、洗い忘れて翌朝焦る事も少ないので楽ちんですよ。
ケースの有無や形に指定があるかどうか園に確認しましょう。
ループ付タオル・ハンカチ
こちらも、園でサイズの指定や枚数などを確認してから揃えましょう。手拭き用にフックにかける紐がついているタオルや、食事やおやつの時間に口を拭くタオルが必要だったりと異なることもあります。一応数枚ずつ用意しておくと安心ですね。
汚れもの袋
使用済みのオムツを入れる袋、着替えを入れる袋など、ビニール袋を何枚か持っていく必要があります。少し大きめのスーパーのレジ袋で問題ありません。こちらにも名前必須の園がほとんど見たいです。
大きいママバッグ
とにかく荷物の多い乳幼児クラス。全ての持ち物を入れる大きなママバッグは必須です。
肩から掛けるタイプで、どこに何を入れているのかすぐにわかるような、収納力のあるバッグだと忘れ物も少なく済んで安心です。
入園準備物は手作りが必要?
保育園の入園準備で手作り指定は少ないです。一般的に、保育園の入園グッズを手作り指定にしている園は少ないと考えてよいでしょう。ただし、サイズなどの規定がある場合もあるので、必要な場合は手作りしたり、サイズ調整をしたりしなくてはならないことも。
また、できる範囲で手作りするというママもいるようです。例えば、ループ付きタオルは普通のタオルに紐を縫いつけるだけなので、お裁縫が苦手なママでも時間をかけずに用意することができます。
最近では、アウトソーシングで布を送ってサイズやデザインを伝えれば入園グッズを作ってくれるサービスも増えており、時間はないけどデザインや柄を好みのものにしたいというママたちが活用しています。
手作りする場合は、時間に余裕をもって進めるようにしましょう。
保育園の準備物には名前を忘れずに?
なくなることも多い!保育園の準備物への名前は必須!上記で挙げたとおり、保育園にはたくさんの荷物を持っていくことになります。園児もたくさんいるので、落とし物も絶えません。名前が書いてないと無くなってしまうこともあるので、どんなに小さなものでも、すべての持ち物に名前を書くようにしましょう。
布製のものにはお名前スタンプやお名前ワッペン、アイロンシールなどがおすすめ。また、プラスチックのものには、撥水加工されてあるお名前シールなどを使うと便利ですよ。
すべての持ち物に名前を入れる作業は意外に時間がかかるもの。こちらも早めに取り掛かることをおすすめします。
入園準備はいつから始める?
保育園の入園が決まったらどのくらい前から準備すれば良いのでしょうか。保育園入園準備は、入園のどれくらい前から始めましたか?という問いに一番多かったのは「半年以上前」。保育園の入園準備は余裕を持って準備を始めるママたちが多いようです。また、1ヵ月前、2ヵ月前、3ヵ月前からの回答も一定数あつまりました。入園準備を始める時期は余裕をもって少し早めに始めておくと安心ですね。
入園準備にかかる費用は?
次に入園準備にどのくらいの費用が掛かったかの問いには「5000円~10000円」が断トツで、次に「不明」、続いて「15000円~20000円」でした。買い揃える物の予算として10000~20000円は確保しておきたいところです。ただし、園によって制服や通園バッグなどの指定がある場合はそれ以上かかってしまうこともあります。買い揃えるものがたくさんあって、実際にいくらかかったか把握できなかったのか、「不明」の回答数も多くあつまっています。
入園グッズで主にお金がかかるもの
制服や通園カバンの指定があれば用意しなければなりませんし、お昼寝がある園ではシーツや枕などのお布団セットを用意しなければなりません。何かと着替えの多い保育園児は着替えの枚数も多く必要になります。園よっても違いますが、1から揃えるとなると、それなりに費用がかかってしましそうです。
・園服・園帽子・リュック・体操着・スモッグ・教材・文房具(30代・埼玉県・子ども2人
・布団代と布団カバー代(20代・神奈川県・子ども1人)
・たくさん着替えるので服の買い足し(20代・静岡県・子ども3人)
・着替えや登園用の衣服(40代・大阪府・子ども3人)
・お布団セット、着替え、バッグ等の材料費(30代・愛媛県・子ども1人)
・クレヨンやその他の消耗品 etc(40代・茨城県・子ども2人)
入園準備の費用を抑えるには?
なにかとかかる保育園の入園準備の費用は、できるだけ節約して抑えたいものです。費用を抑えるためにママたちが取り入れていた工夫をお聞きしました。安く買えるものはできるだけ安い店を探す、おさがりやフリマアプリなどを使ってリサイクルを活用する、手作りできるものはできるだけ手作りするなどママたちの知恵や努力の声が聞こえてきます。
・いろんなお店を見比べて、最安値でかうようにした(20代・沖縄県・子ども2人)
・100均で揃えれるものは、100均で購入(30代・宮崎県・子ども1人)
・フリマサイトを利用する(20代・神奈川県・子ども2人)
・エプロンタオルなど、自分で作らないといけないものは材料を安く買える店を探した。(20代・兵庫県・子ども2人)
・手作りできる物は、手作りした(40代・茨城県・子ども2人)
入園準備で大変だったことは?
最後に、保育園の入園準備で大変だったことは何かお聞きしたところ、最も回答が多かったのは名前付けでした。服や小物類まで全て名前を付けるのは大変な作業です。また、手作りしなければならない持ち物の裁縫や、入園のために子どもをしつけ、心構えを持たせたり。一度に全て揃えなければいけない「費用面」も大変だったとの声がありました。
・上履き袋・お弁当袋・コップ袋・ランチョンマット・体操着袋を作ること(30代・埼玉県・子ども2人)
・子供に入園準備に対する心構えの教育。(30代・千葉県・子ども2人)
・園の決まりにあわせて何もかも一度に準備するので費用面が大変でした(40代・大阪府・子ども3人)
・2人目を妊娠していたので、入園と重なり、大変だった(20代・鳥取県・子ども2人)
最後に
生まれてからずっと自分の側にいた赤ちゃんも、ついに保育園。保育園が決まって嬉しい反面、少し寂しい気持ちもあることでしょう。入園後に我が子が気持ちよく過ごせるように、抜かりなく準備を進めることができるといいですね。